あるスレッドで、漁師とビジネスマンのたとえ話の”リーマンバージョン”がありました
もともとのたとえ話は
浜辺でのんりびくつろいでいる男性が
ビジネスマンに話しかけるというものです
「どうしてそんなにあくせく働いているんだい?」
と問いかける漁師にビジネスマンは
「せっせと働いてお金を稼いで、そうしたらそれを元でに事業を大きくして
いや、起業してもいいな。
そうしたら貯蓄をして利子をため株にも手を出そう。
そうして夢を叶えるんだ。」
「どんな夢?」
「海辺の町でのんびり過ごす。家族とね。今は忙しすぎて家族とゆっくり会話もしていないし
体も疲れきっているから、浜辺で昼寝もしたいな。
海を見ながらぼ~っと釣りも楽しみたい。」
漁師はにっこりして言うのです
「俺は・・・すでにそれをしているよ。」
(ここで、「漁師だって原油高騰で漁に出れないじゃないか。」というツッコミはなしですよん)
ええと・・・・・・リーマンバージョンをご紹介しますね^^;
**引用ここから**
538 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2008/09/15(月) 19:53:01 ID:xqZZEYqg
メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。
その魚はなんとも生きがいい。それを見た元リーマン社員の旅人は、
「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。
すると漁師は
「そんなに長い時間じゃないよ」
と答えた。元リーマン社員の旅人が
「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」
と言うと、
漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。
「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」
と元リーマン社員の旅人が聞くと、漁師は、
「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」
すると元リーマン社員の旅人はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。
「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。 それであまった魚は売る。
お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。
その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。
そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。
自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。
その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、
ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。
きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」
漁師は尋ねた。
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と元リーマン社員の旅人はにんまりと笑い、
「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」
「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、
日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、
子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、
歌をうたって過ごすんだ。 どうだい。すばらしいだろう」
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引用ここまで